金紅花(読み)キンコウカ

デジタル大辞泉 「金紅花」の意味・読み・例文・類語

きんこう‐か〔キンコウクワ|キンクワウクワ〕【金紅花/金光花】

キンコウカ科の多年草。本州中部以北の高山などの湿原群生。高さ20~50センチ。葉は線形で、根から2列に重なって出る。夏、黄色い6弁花を穂状につける。

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精選版 日本国語大辞典 「金紅花」の意味・読み・例文・類語

きんこう‐か‥クヮ【金紅花・金光クヮウ花】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。本州中部以北の高山の湿った草原に生える。高さ二〇~三五センチメートル。根茎は細く横にはう。葉は長さ一〇~二〇センチメートルの剣状で根生し、基部は二列に重なり合う。七~八月、葉間から抜き出た花茎の先に穂のような総状花序を出し、小さな鮮黄色の花を密につける。花被は六片、線形で長さ約六ミリメートル、雄しべは六本、花被より短く、花糸に白い綿毛がある。果実は長さ約七ミリメートルの狭長楕円形で先は長くとがる。〔日本植物名彙(1884)〕

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