金融保護主義(読み)キンユウホゴシュギ

デジタル大辞泉 「金融保護主義」の意味・読み・例文・類語

きんゆう‐ほごしゅぎ【金融保護主義】

金融機関外国から資金を引き上げ、国内に優先的に融資すること。公的資金で救済した金融機関に対して、政府が国内融資を優先するよう求めること。国際金融市場への資金供給が減少し、世界的な景気後退を長引かせるおそれがあると指摘されている。
国内の重要な企業・金融機関などが外国の政府系ファンドによって買収されることを阻止しようとすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む