デジタル大辞泉 「釜敷」の意味・読み・例文・類語 かま‐しき【釜敷(き)】 1 釜・鍋・鉄瓶などを置くとき下に敷くもの。茶道では、籐とう、竹などを平たく編んだものを用いる。釜置き。2 紋所の名。輪の形を種々に組み合わせたもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「釜敷」の意味・読み・例文・類語 かま‐しき【釜敷】 〘 名詞 〙① 釜や鉄瓶などを置くとき、その下に敷くもの。茶道では、籐(とう)・あし・竹・組み紐などを薄く平らに編んだものを用い、美濃紙一帖を四つ折りにした大きさのもの。水屋用の薄板製のものなどもある。釜置き。釜取り。[初出の実例]「釜敷の紙は、懐中より取出し候通にて直し候へば、切め向と客付の方に成申候、折め勝手と前へなり申候がよく候」(出典:石州三百ケ条(1665)一)② 紋所の名。六角形や輪の形などをいろいろに組み合わせた文様で、釜敷梅鉢、釜敷桔梗、釜敷九曜、畳釜敷、六つ釜敷、五つ結び釜敷などの種類がある。五つ結び釜敷@釜敷桔梗@釜敷九曜@釜敷梅鉢 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例