釜鳴(読み)かまなり

精選版 日本国語大辞典 「釜鳴」の意味・読み・例文・類語

かま‐なり【釜鳴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 釜や鑵で湯をわかしたり、飯をたいたりする時などに、湯などが煮えたぎってたてる音。釜吠え。
    1. [初出の実例]「父の室へはいると相変らず釜鳴りがしてゐた。父はだまって茶をいれて服ませた」(出典:性に眼覚める頃(1919)〈室生犀星〉)
  3. 釜の鳴る音と、その日の干支(えと)とによって吉凶を占うこと。あるいは、その時の釜の音。
    1. [初出の実例]「鎮竈鳴祭」(出典延喜式(927)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む