針を蔵に積む(読み)はりをくらにつむ

精選版 日本国語大辞典 「針を蔵に積む」の意味・読み・例文・類語

はり【針】 を 蔵(くら)に積(つ)

  1. 長年にわたって、せっせと小金をためこむたとえ。蔵に針を積んでも、なかなかいっぱいにならないところから、少しもたまらない、いくらあっても足りないなどの意をかけて用いる。
    1. [初出の実例]「針を蔵に積ても溜らぬ内証」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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