針線(読み)シンセン

デジタル大辞泉 「針線」の意味・読み・例文・類語

しん‐せん【針線/×鍼線】

はりといと。また、針仕事裁縫
はりがね。

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精選版 日本国語大辞典 「針線」の意味・読み・例文・類語

しん‐せん【針線・鍼線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はりといと。また、はりしごと。ぬいもの。裁縫。
    1. [初出の実例]「衣服の属に熨をかくると云て熨斗に湯を入たり火を入たりなんどして、其あたたまりを以て針線の縫のあとを失わうとてするぞ」(出典:史記抄(1477)一四)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐白糸行〕
  3. 細い金属の線。はりがね。
    1. [初出の実例]「旅嚢の中より二塊の尖りたる木炭を取り出し之れを針線(シンセン)の端に結びたり」(出典:亜非利加内地三十五日間空中旅行(1883‐84)〈井上勤訳〉四)

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