釣島

デジタル大辞泉プラス 「釣島」の解説

釣島

愛媛県松山市高浜港の西に位置する興居島(ごごしま)の西約2キロメートルに位置する忽那(くつな)諸島の島。「つるしま」と読む。面積約0.36平方キロメートル。傾斜地を利用した柑橘類栽培とタコ漁が盛ん。島の灯台は“日本の灯台の父”とも呼ばれる英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計によるもの。灯台旧官舎は松山市の有形文化財に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の釣島の言及

【興居島】より

…県の無形文化財の船踊は,伊予水軍が凱旋の時,激戦の様を留守居の人たちに演じてみせたのに由来するといわれる。西方の釣(つる)島は属島で,1873年イギリス人によって造られた瀬戸内海で4番目に古い灯台がある。【穐岡 謙治】。…

※「釣島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android