釣鐘山古墳(読み)つりがねやまこふん

日本歴史地名大系 「釣鐘山古墳」の解説

釣鐘山古墳
つりがねやまこふん

[現在地名]亀山市川合町 上椎木

むく川南岸の標高五三メートルの丘陵端部に築造された六世紀前半の古墳。東方には鈴鹿川本流の沖積地が遠望できる。昭和四八年(一九七三)に発掘調査された。墳丘はすでに大半が土砂採取によって削られていたが、直径約一六メートル、高さ約四メートルの円墳と推定される。内部の箱式石棺内には須恵器坏・高坏・直刀・鏃・鎌・琥珀製切子玉・銅製小玉・ガラス製小玉が副葬され、棺外から鉄鏃束が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 石鏃 遺跡 石匙

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む