釣髭(読み)つりひげ

精選版 日本国語大辞典 「釣髭」の意味・読み・例文・類語

つり‐ひげ【釣髭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸初期、中間(ちゅうげん)、奴(やっこ)などが威厳をつけるために、口髭の先を上にはねあげたもの。鍋墨に油をまぜたもので書いたり、作りひげを付けたりする。
    1. [初出の実例]「つりひげを抜くをさへ嘆く男」(出典:仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)下)
  3. 江戸時代の歌舞伎の鬘(かつら)一種。もみあげを顎まで続けたもの。
    1. 釣髭<b>②</b>〈戯場訓蒙図彙〉
      釣髭戯場訓蒙図彙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む