釣髭(読み)つりひげ

精選版 日本国語大辞典「釣髭」の解説

つり‐ひげ【釣髭】

〘名〙
① 江戸初期、中間(ちゅうげん)、奴(やっこ)などが威厳をつけるために、口髭の先を上にはねあげたもの。鍋墨に油をまぜたもので書いたり、作りひげを付けたりする。
※仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)下「つりひげを抜くをさへ嘆く男」
② 江戸時代の歌舞伎の(かつら)の一種。もみあげをまで続けたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

巡視船

海上保安庁に所属し海上の警備と救難業務を行なう船。外洋で行動する大型で航洋性があるものを巡視船といい,港内や湾内などのかぎられた水域で行動する 100総t程度以下の小型のものを巡視艇と呼ぶ。武器として...

巡視船の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android