デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木孫一」の解説 鈴木孫一 すずき-まごいち ?-? 戦国-江戸時代前期の武将。紀伊(きい)(和歌山県)本願寺門徒の雑賀(さいか)衆の指導者。石山本願寺合戦(1570-80)では,鉄砲衆をひきいて織田勢とたたかった。石山開城後は織田信長,ついで豊臣秀吉にしたがい小田原攻め,朝鮮出兵に出陣。関ケ原の戦いでは西軍に属し,敗北後は伊達政宗(まさむね)のもとに寄食。慶長11年徳川家康に3000石で登用された。名は重秀,重朝。通称は別に孫三郎,雑賀孫一(市)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例