鈴木武樹(読み)スズキ タケジュ

20世紀日本人名事典 「鈴木武樹」の解説

鈴木 武樹
スズキ タケジュ

昭和期のエッセイスト,翻訳家 明治大学教授。



生年
昭和9(1934)年8月11日

没年
昭和53(1978)年3月27日

出生地
静岡県

学歴〔年〕
東京大学文学部独文科〔昭和33年〕卒

経歴
出版社勤務、高校教師などを経て、明治大学教授。専門はドイツ文学だが、日本古代史や受験制度、べ平連などの平和運動、プロ野球などの問題の先頭に立ち、テレビのクイズのレギュラー回答者になったり、参議院選にも出馬するなど幅広い活躍をした。ジャン=パウルの全作品個人訳という大きな志の途中で倒れた。他の著書に「わたしの古代教室」「邪馬台国の常識」「批判的・日本プロ野球史」、小説「きのうの町ふたたび」、訳書「サリンジャー選集」ほか多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木武樹」の解説

鈴木武樹 すずき-たけじゅ

1934-1978 昭和時代後期のドイツ文学者,社会運動家。
昭和9年8月11日生まれ。38年明大講師,50年教授。小田実(まこと)らと交遊ベ平連などの平和運動,プロ野球選手のための生活相談所開設,東アジアの古代文化を考える会などの市民運動にかかわる。昭和53年3月27日死去。43歳。静岡県出身。東大卒。訳書に「ジャン=パウル文学全集」(1,2,6巻)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「鈴木武樹」の解説

鈴木 武樹 (すずき たけじゅ)

生年月日:1934年8月11日
昭和時代のエッセイスト;翻訳家。明治大学教授
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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