鈴木清太郎(読み)スズキ セイタロウ

20世紀日本人名事典 「鈴木清太郎」の解説

鈴木 清太郎
スズキ セイタロウ

大正・昭和期の物理学者 九州大学名誉教授。



生年
明治19(1886)年3月10日

没年
昭和52(1977)年3月3日

出生地
香川県大内郡三本松村(現・大内町)

学歴〔年〕
東京帝大理論物理学科〔明治44年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和9年〕

主な受賞名〔年〕
岡田賞〔昭和35年〕「農業気象の研究」

経歴
東北帝大、秋田県本庄中学、同県第四中学、松山高等学校を経て、大正11年九州帝大助教授。ドイツ英国、フランス、米国留学、14年帰国して農学部教授となり、気象統計学講座担当。昭和21年退官、気象大学校に勤めた。16〜32年日本農業気象学会会長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木清太郎」の解説

鈴木清太郎 すずき-せいたろう

1886-1977 大正-昭和時代の物理学者。
明治19年3月10日生まれ。欧米留学後,大正14年九州帝大教授。農業気象研究の草分け的存在で昭和16-32年日本農業気象学会会長をつとめた。昭和52年3月3日死去。90歳。香川県出身。東京帝大卒。著作に「農業物理学」「農業気象学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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