20世紀日本人名事典 「鈴木清次郎」の解説 鈴木 清次郎スズキ セイジロウ 大正・昭和期の小説家 生年明治34(1901)年8月21日 没年昭和35(1960)年2月12日 出生地東京 経歴昭和4年「文芸戦線」に「巷の断層」を発表、次いで「人間売りたし」「朦朧百貨店」を同誌に書いた。のち左翼芸術家連盟、労農芸術家連盟に加わり、機関誌に「トーキー前後」を連載した。14年には旧文戦系の同人誌「双紙」に参加。15年「日本橋」が芥川賞候補となった。戦後は新日本文学会に参加。他に「黒白」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報