鈴熊村(読み)すずくまむら

日本歴史地名大系 「鈴熊村」の解説

鈴熊村
すずくまむら

[現在地名]吉富町鈴熊

広津ひろつ村・今吉いまよし村の西に位置し、山国やまくに川と佐井さい川に挟まれた平坦地に立地する。中世は鈴隈と書く。応永三二年(一四二五)少弐・菊池両氏が大内氏に対し挙兵した。「到津家譜」同年九月二日条(増一〇)によれば、同日に大内盛見が「上毛郡鈴隈」に着陣し、宇佐大宮司公兼は神馬一疋を寄進して鈴隈に出向き、「九州静謐之時」は盛見に宇佐宮へ参宮するよう要請している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む