最新 地学事典 「鉄カーフォライト」の解説
てつカーフォライト
鉄カーフォライト
ferrocarpholite
化学組成(Fe,Mg)Al2Si2O6(OH)4 カーフォライトのMnをFeが置換した鉱物。Mg>Feの場合をマグネシオカーフォライトという。直方晶系,空間群Ccca, 格子定数a1.3763nm, b2.0162, c0.5115, 単位格子中8分子含む。暗緑色半透明の柱状結晶。劈開{010}完全,{110}不明瞭,硬度5.5,比重3.04。顕微鏡下では黄緑~淡青緑色,二軸性負,屈折率α1.614, β1.630, γ1.635, 光分散r>v弱,多色性X・Y黄緑,Z淡青緑ないし無色。主に石英脈中に産する。鉄に富むカーフォライトから命名。
執筆者:青木 義和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

