鉄火打(読み)てっかうち

精選版 日本国語大辞典 「鉄火打」の意味・読み・例文・類語

てっか‐うちテックヮ‥【鉄火打】

  1. 〘 名詞 〙 ばくちうち。博徒(ばくと)鉄火
    1. [初出の実例]「てっくゎうちそのくせ妻は恋女房」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))
    2. 「大ぜいてっくゎうちをあつめ、四割八分を七割ぐらいにして胴をとり」(出典:黄表紙・莫切自根金生木(1785)中)

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