鉄砲和(読み)てっぽうあえ

精選版 日本国語大辞典 「鉄砲和」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐あえテッパウあへ【鉄砲和】

  1. 〘 名詞 〙 料理一種。ぶつ切りにしてゆでたネギと、魚・貝などを辛子酢味噌(からしすみそ)であえたもの。辛子がきくので鉄砲とも、また、食べるときネギの心(しん)がぽんと抜けるのが鉄砲に似ているからともいう。
    1. [初出の実例]「鮒〈略〉てっほうあへ、さしみにつくり とうがらし みそあへ」(出典:料理早指南(1801‐04)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android