鉄砲狭間(読み)てっぽうざま

精選版 日本国語大辞典 「鉄砲狭間」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐ざま テッパウ‥【鉄砲狭間】

〘名〙 鉄砲をうつための狭間銃眼
甲陽軍鑑(17C初)品四二「鉄炮(テッハウ)さま、土一俵をもってす」

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デジタル大辞泉 「鉄砲狭間」の意味・読み・例文・類語

てっぽう‐ざま〔テツパウ‐〕【鉄砲狭間】

鉄砲をうつために城壁などに設けた小窓。銃眼。

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世界大百科事典(旧版)内の鉄砲狭間の言及

【狭間】より

…正しくは〈さま〉と読み,小間,矢間,矢窓ともいう。矢狭間(やざま)は縦に細長く,鉄砲狭間は丸,三角,四角のほかさまざまな多角形があった。また石垣の上面を削りくぼめたものを石狭間という。…

※「鉄砲狭間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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