鉄道連隊(読み)てつどうれんたい

百科事典マイペディア 「鉄道連隊」の意味・わかりやすい解説

鉄道連隊【てつどうれんたい】

鉄道敷設任務とする,旧日本陸軍の部隊。1908年,現在の千葉県習志野市に設置された部隊は,占領地での鉄道敷設に必要な技術を確保・研究するため,訓練も兼ねて軍用鉄道を建設した。ここで培われた技術は,実際に1942年建設に着手したタイ〜ミャンマー(当時のビルマ)間,総延長約415kmの泰緬(たいめん)鉄道敷設の際に応用されている。戦後,訓練敷設鉄道は民間に払い下げられ,一部ルートの改良を行って現在でも新京成電鉄として運行されている。
→関連項目習志野[市]

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