出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
千葉県北西部の市。1954年津田沼町を中心に市制。人口16万4530(2010)。両総台地末端に位置し,東京湾に面する。明治以来,台地には騎兵連隊,鉄道連隊などの軍隊施設が設置され,市名も陸軍演習地であった習志野原にちなむ。戦後これらの軍用地は千葉工業大学など四つの大学や病院の敷地となり,また自衛隊も使用している。千葉市の西隣に位置し,JR総武線や京葉線,京成電鉄,新京成電鉄,京葉道路,東関東自動車道が通り交通の便がよいので,東京への通勤者用の住宅地として開発が進み,人口が急増した。ノリや貝の養殖地であった海面も埋め立てられて袖ヶ浦などの大団地が造成された。京成線谷津駅近くの谷津遊園跡地の一部に,世界のバラ約700種を集めた谷津バラ園がある。海岸は京葉港の一部で水産会社の冷蔵庫や加工場が立地し,内陸には電気機器,金属・機械製造などの工業団地が建設されて工業化も著しい。中心市街は新京成電鉄の分岐する京成津田沼駅周辺と,百貨店の進出が激しいJR津田沼駅前。京葉港埋立てが完了し,港湾都市としての発展も期待される。
執筆者:菊地 利夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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