鉤勒塡彩(読み)コウロクテンサイ

関連語 黄氏体

世界大百科事典(旧版)内の鉤勒塡彩の言及

【鉤勒】より

…対象となるモティーフの形態の輪郭を筆線でくくることをいう。輪郭線を残さない〈没骨(もつこつ)〉に対する言葉であるが,輪郭線の内側を色彩で充てんする場合が多く,それを〈鉤勒塡彩〉と呼び花鳥画の画法用語として頻出する。対象の明快な輪郭を要求するこの画法は,発生的には没骨に先行し,白描画と近い関係にある。…

※「鉤勒塡彩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む