鉤十(読み)かぎじゅう

精選版 日本国語大辞典 「鉤十」の意味・読み・例文・類語

かぎ‐じゅう‥ジフ【鉤十】

  1. 〘 名詞 〙 徽号(きごう)、または、屋号を表わす記号一つ。鉤の中に、漢数字の十を書いたもの。
    1. [初出の実例]「豊島屋のあるじがうたに『(カギジウ)家内の外は世の人の下戸ならぬこそをのこはよけれ』」(出典:狂歌・万紫千紅(1818))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android