鉱体電池(読み)こうたいでんち

最新 地学事典 「鉱体電池」の解説

こうたいでんち
鉱体電池

鉱体が鉛直状に潜在するとき発生する自然電位は,鉱体を電極とし,地下水を溶液として形成された濃淡電池(concentration cell)によるとして説明できる。酸化作用の激しい鉱床上部から,酸化作用が緩慢か,還元作用を呈する鉱体下部に向かって電流が流れ,電流の帰路は母岩を通じて循環し,鉱体上部に負電源があるとみなされる。これを鉱体電池といい,古くから自然電位法の基本的考え方となっていたが,この考え方の適用できない鉱体もあって種々の説が出されている。

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参照項目:自然電位

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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