鉱石漏斗(読み)こうせきろうと(その他表記)chute

翻訳|chute

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鉱石漏斗」の意味・わかりやすい解説

鉱石漏斗
こうせきろうと
chute

採掘した鉱石を運搬する小竪坑で,その意味では坑井とほぼ同義語。坑井が一般に多くの用途をもつのに対し,漏斗鉱画から下部の運搬坑道への鉱石の引出し,鉱車への積込みなどにあてられる。たとえば中段採掘法では,アンダーカットレベルからぐりずり坑道まで落した鉱石をさらにその下部の水平坑道 (運搬坑道) に引抜くために鉱石漏斗が設けられる。抜け口はフィンガーゲート,チェーンフィーダ,ロールフィーダなどにより機械化されている例が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む