銀触媒(読み)ギンショクバイ

化学辞典 第2版 「銀触媒」の解説

銀触媒
ギンショクバイ
silver catalyst

銀の触媒作用を利用した触媒.通常は担体に銀の微粒子を担持して用いる.銀の触媒作用として有名なのは,エテン空気酸化によるエチレンオキシドの一段合成であり,この反応に有効な金属は銀のみである.過度の酸化を防止するため,細孔径の大きな担体に担持し,220~280 ℃ で使用する.Ag-Ca合金を使用する例もある.HClやC2H4Cl2のような塩素化合物を共存させると活性は低下するが,エチレンオキシドへの選択性が向上する.このほか,メタノールからホルムアルデヒドへの酸化に銀網が触媒として用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む