銜楊枝(読み)くわえようじ

精選版 日本国語大辞典 「銜楊枝」の意味・読み・例文・類語

くわえ‐ようじ くはへヤウジ【銜楊枝】

〘名〙 ようじを口にくわえていること。飲食に満ち足りた様子や、きどった様子をいう。
浮世草子日本永代蔵(1688)二「新しき足袋・草履、鬢(びん)撫でつけて咬楊枝(クハヘヤウジ)、誰にか見すべき采躰(とりなり)をつくろひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android