銭こ(読み)ゼニコ

精選版 日本国語大辞典 「銭こ」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐こ【銭こ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接尾語 ) =ぜにこ(銭━)
    1. [初出の実例]「『兄、銭(〈注〉ゼンコ)けれ、銭けれ』と云ひだした。『銭ければ、ええ。銭ければええ』」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉三)

ぜに‐こ【銭こ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接尾語 ) 銭をいう。ぜんこ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android