鋭角(読み)エイカク

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「鋭角」の意味・読み・例文・類語

えい‐かく【鋭角】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 直角よりも小さい角。⇔鈍角。〔工学字彙(1886)〕
  3. 鋭く感じられる角度。また、鋭いことのたとえにもいう。
    1. [初出の実例]「艇の形は、〈略〉投鎗(なげやり)の形に髣髴として、其両端は一種奇妙の鋭角(エイカク)をなして居る」(出典海底軍艦(1900)〈押川春浪〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鋭角の言及

【角】より

…平角の半分の大きさの角を直角といい,∠Rで表す。直角より小さい角を鋭角,直角より大きく平角より小さい角を鈍角という。平角をその頂点からでる半直線で二分したとき生ずる二つの角を互いに他の補角といい,同様に直角を二分したとき生ずる二つの角を互いに他の余角という。…

※「鋭角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む