錦を着て夜行く(読み)にしきをきてよるいく

精選版 日本国語大辞典 「錦を着て夜行く」の意味・読み・例文・類語

にしき【錦】 を 着(き)て夜(よる)=行(い)く[=帰(かえ)る]

  1. 成功したり出世したりしても郷党知人にその姿を見せなければ甲斐がないというたとえ。
    1. [初出の実例]「人富みて故郷に帰らざるは、にしきをきて夜行が如しと云ふ古き言ばをや知りけん」(出典:曾我物語(南北朝頃)一〇)
    2. [その他の文献]〔漢書‐項羽伝〕

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