精選版 日本国語大辞典 「鍋取公家」の意味・読み・例文・類語 なべとり‐くげ【鍋取公家】 〘 名詞 〙 ( 老懸(おいかけ)が鍋取りに似ているところから ) 老懸をつけた冠をかぶる衛府官の俗称。また、下級の公家、貧乏な公家など広く公家をあざけっていう語。鍋なり公家。鍋取。[初出の実例]「昔から鍋取公家とてあるほどに」(出典:咄本・醒睡笑(1628)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例