鍛冶小路(読み)かじこうじ

日本歴史地名大系 「鍛冶小路」の解説

鍛冶小路
かじこうじ

南北基幹街路の一本の一部。現大手おおて二丁目の甲府市立北東ほくとう中学校正門前の通りに比定される。寛政五年(一七九三)の鍛冶町役義書付並朱印写(県立図書館蔵)には、下鍛冶屋しもかじや村で打物鍛冶をしていた斉木助三郎が永禄年中(一五五八―七〇)武田信玄に召出され、鍛冶小路に居住して陣具の御用を勤め、国中の鍛冶職人を支配したと記される。だがこの街路名称が戦国期に使用されたことを示す確実な史料は発見されていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む