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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…広い意味では事業活動に伴って生ずる廃棄物の総称であるが,日本では〈廃棄物の処理及び清掃に関する法律〉(略称〈廃棄物処理法〉)において,産業廃棄物とは,事業活動に伴って生じた廃棄物のうち,燃殻,汚泥,廃油,廃酸,廃アルカリ,廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物と定義されている。政令では,上記の6種類に加えて,紙くず,木くず,繊維くず,ゴムくず,動植物にかかわる不要物,金属くず,ガラスおよび陶磁器くず,建設廃材,鉱滓,家畜の糞尿(ふんによう),家畜の死体などの13種類が指定され,合計19種類に分類されている。厚生省の調査によれば,日本の1993年度における産業廃棄物の排出量は総計約3億9700万tである。…
…のろ,滓(さい)とも呼ばれる。また非鉄製錬の場合は鍰(からみ),とくに粗金属等を製造する過程で発生するものは鉱滓(こうさい)という。表に各種金属製錬で発生するスラグの組成例を示す。…
…さらに下方に降下し温度が高くなると,コークスの炭素で還元(直接還元)されて溶解し,炭素を吸収して融点が下がり,溶銑となって下方に落ちていく。一方,脈石成分SiO2,Al2O3などは石灰石中のCaOと結合し,融点の低い,粘性のよいスラグ(鉱滓ともいう)となり,コークス塊の間を流れ落ちる。滴下した溶銑,スラグは炉底にたまるが,比重の違いで分離し,適当な時間帯で炉底から出銑,出滓する。…
※「鉱滓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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