鎌先(読み)かまさき

改訂新版 世界大百科事典 「鎌先」の意味・わかりやすい解説

鎌先[温泉] (かまさき)

宮城県南部,白石市の温泉。蔵王山南東麓,JR東北本線白石駅の北西7kmにあって,バスの便がある。含ボウ硝食塩泉,32~49℃。慶長年間(1596-1615)にはすでに知られており,外傷(刀傷)に効能があるため武士が利用,〈奥羽の薬湯〉と評された。現在は農家湯治客が多く,南蔵王への登山基地ともなっている。北方1.5kmにある弥次郎集落は木地師の村で,〈弥次郎こけし〉の産地として知られる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鎌先の言及

【白石[市]】より

…東北本線,東北新幹線,国道4号線,東北自動車道が通じ,宮城県南部の商業中心地であり,近世以来の伝統をもつ製粉,うーめん,春雨などの食品工業や縫製,電子,ナイロンなどの工業も行われる。蔵王観光の基地であり,西部に鎌先温泉(含ボウ硝食塩泉,32~49℃),小原温泉(単純泉,50℃)がある。鎌先に近い弥次郎(やじろう)集落はこけしの産で名高い。…

※「鎌先」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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