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南蔵王 みなみざおう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

南蔵王
みなみざおう

宮城県山形県の県境にある蔵王連峰(→蔵王山)の南半部。七ヶ宿町白石市蔵王町にまたがる。屏風岳(1825m)を中心とし,杉ヶ峰(1745m),後烏帽子岳(1681m),不忘山(1705m)などの円錐火山が連なる。屏風岳の東側は比高 500mの南北方向の大断崖で,爆裂火口壁とも断層崖ともいわれるが噴火の記録がない。東から南側にかけては七日原などの裾野がよく発達。その西縁にほぼ南北方向の断層地形が見られる。不忘山の南斜面には川原子ダムがある。白石川支流の横川渓谷に面する南西斜面はブナ平などの原生林が繁茂。七日原,三住(みすみ),川原子(かわらご),長老などの開拓集落が裾野にあり,酪農が行なわれる。長老開拓地に近い長老湖は地すべりを成因とする湖。遠刈田温泉が登山拠点である。スキー場が多く,冬季はスキー客でにぎわう。蔵王国定公園蔵王高原県立自然公園に属する。

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