白石市(読み)しろいし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

白石〔市〕
しろいし

宮城県南部,阿武隈川の支流白石川白石盆地に位置する市。1954年,白石町大平村大鷹沢村,福岡村,白川村,越河村,斎川村の 6村が合体して市制。1957年小原村を編入。仙台藩家老片倉氏の旧城下町。中心市街地の白石は近隣農村の商業,行政,教育の中心地。製粉,製麺,和紙製造,こけしなどの小工場が立地する。南部の越河(こすごう),斎川はかつて奥州街道の宿駅。西部の上戸沢,下戸沢は七ヶ宿街道(しちかしゅくかいどう)の宿場で,古い景観がよく残る。市内に小原温泉鎌先温泉などの温泉や,みやぎ蔵王白石スキー場がある。北西部は蔵王国定公園に属し,中・西部は蔵王高原県立自然公園に属する。七ヶ宿街道沿いの小原のコツブガヤ,ヨコグラノキ,ヒダリマキガヤなどは国指定天然記念物で北限帯。小原温泉の南西約 5kmの白石川上流左岸にある材木岩,市域東部の白川犬卒都婆(しらかわいぬそとば)にある球状閃緑岩は,いずれも国の天然記念物に指定。国道4号線,113号線,457号線,東北自動車道,JR東北本線,東北新幹線が集中する。面積 286.48km2。人口 3万5272(2015)。

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