鏡奩(読み)きょうれん

精選版 日本国語大辞典 「鏡奩」の意味・読み・例文・類語

きょう‐れんキャウ‥【鏡奩】

  1. 〘 名詞 〙 鏡を入れておく箱。かがみばこ。
    1. [初出の実例]「以宝幡及鏡奩之具、施入五台山寺」(出典日本文徳天皇実録‐嘉祥三年(850)五月壬午)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐光烈陰皇后紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鏡奩」の読み・字形・画数・意味

【鏡奩】きよう(きやう)れん

鏡を入れる箱。〔後漢書、皇后上、光烈陰皇后紀〕、性孝愛、已(や)む無し。~、席より牀に伏し、太后奩中の物をて、感動悲涕し、脂澤裝を易(か)へしむ。

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