鏡銑(読み)カガミセン

デジタル大辞泉 「鏡銑」の意味・読み・例文・類語

かがみ‐せん【鏡×銑】

マンガン10~35パーセント、炭素4~5パーセントを含む銑鉄破面が鏡状であるところからいわれる。転炉での製鋼脱酸剤として用いる。鏡鉄きょうてつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鏡銑」の意味・読み・例文・類語

かがみ‐せん【鏡銑】

  1. 〘 名詞 〙 銑鉄のうちで、一五~三〇パーセントのマンガンを含むもの。脱酸剤、化学反応促進剤などとして、転炉を主とする製鋼作業の原料となる。鏡のような灰色を帯びているところからいう。鏡鉄(きょうてつ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android