鐃鈸・鐃鉢(読み)にょうはち

精選版 日本国語大辞典 「鐃鈸・鐃鉢」の意味・読み・例文・類語

にょう‐はち ネウ‥【鐃鈸・鐃鉢】

〘名〙 仏家寺院で用いる二種打楽器、鐃と鈸。つねに組み合わせて用いられたところから併称される。のちには、鈸を特にさしていう。にょうはつ。
※観智院本三宝絵(984)下「時時鐃鈸をうちかたかた画讚をとなふ」 〔新唐書‐礼楽志〕

にょう‐はつ ネウ‥【鐃鈸・鐃鉢】

〘名〙 =にょうはち(鐃鈸)〔明応本節用集(1496)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android