鑚仰(読み)さんぎょう

精選版 日本国語大辞典 「鑚仰」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぎょう‥ギャウ【鑽仰・賛仰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「論語‐子罕」の「顔淵喟然歎曰、仰之彌高、鑽之彌堅」による語 ) 聖人の道やその徳を深く研究し、とうとぶこと。あおぎしたうこと。さんごう
    1. [初出の実例]「此局名処也。鑽仰之間、為汝宿廬」(出典菅家文草(900頃)七・書斎記)
    2. 「顕には三千の衆徒しばらく修学賛仰(サンキャウ)の勤節を止めて」(出典:屋代本平家(13C前)七)

さん‐ごう‥ガウ【鑽仰・賛仰】

  1. 〘 名詞 〙さんぎょう(鑽仰)
    1. [初出の実例]「てんだいしくゎんのもんにこころをてらし、さんかうのしつないにはゑんどんじっさうのくゎんねんにそこをきはめ」(出典:幸若・満仲(寛永版)(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む