鑰匙(読み)やくし

精選版 日本国語大辞典 「鑰匙」の意味・読み・例文・類語

やく‐し【鑰匙】

  1. 〘 名詞 〙 かぎ。
    1. [初出の実例]「時計、銭袋、小刀、鑰匙、も我懐中にあれば」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. [その他の文献]〔史記‐正義魯仲連伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「鑰匙」の読み・字形・画数・意味

【鑰匙】やくし

かぎ。

字通「鑰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鑰匙の言及

【鍵】より

…それが〈鑰(かぎ)〉である。籥とも書き,唐代には鑰匙(やくし)といい,日本では〈さじ〉といっている。長い棒の一端に穴があったり,切込みがあったりして,これで〈ばね〉をしめつけてすぼめ,押し出す。…

※「鑰匙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android