長井神社(読み)ながいじんじや

日本歴史地名大系 「長井神社」の解説

長井神社
ながいじんじや

[現在地名]北川町長井

北川に南面する丘陵地上、本村ほんむらにある。祭神は天御中主命・素戔嗚命・稲田姫命など一〇神。旧郷社。創建は崇神天皇五七年とされるが、天正六年(一五七八)大友宗麟の日向進攻によって兵火に遭い、社殿・宝物類をすべて焼失し定かでない。古くは朝日妙見・妙見社と称された。現存する棟札によると、宝永六年(一七〇九)本殿再興、享保元年(一七一六)鳥居再建、安永七年(一七七八)本殿再建、さらに寛政三年(一七九一)には延岡城主内藤能登守により拝殿が再建されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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