長和殿(読み)チョウワデン

デジタル大辞泉 「長和殿」の意味・読み・例文・類語

ちょうわ‐でん〔チヤウワ‐〕【長和殿】

現在の皇居内殿舎の一。長さ約160メートルの細長い建物で、1月2日天皇誕生日一般参賀に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の長和殿の言及

【皇居】より

…新宮殿は,伝統的な和風宮殿の外観をもつ,鉄骨鉄筋造の地上2階,地下1階,延べ床面積6900余坪の建物である。新年祝賀以下公式の儀式・行事を行う正殿,天皇誕生日の宴会その他の饗宴場となる豊明殿,国民参賀のとき使用する長和殿などから成るが,別に住居として吹上御所を建造したため,奥宮殿を設けなかった点が明治宮殿と異なる。なお新宮殿造営の一環として,本丸および二丸地区を庭園化し,一般に開放している。…

※「長和殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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