日本大百科全書(ニッポニカ) 「長山群島」の意味・わかりやすい解説 長山群島ちょうざんぐんとう / チャンシャンチュンタオ 中国、遼寧(りょうねい/リヤオニン)省の遼東半島南東方の黄海上に浮かぶ島嶼(とうしょ)群。大長山島、小長山島、広鹿(こうろく)島、獐子(しょうし)島、海洋島など50余りの島々からなり、長海(ちょうかい)県を構成し大連(だいれん/ターリエン)市に所属する。県政府は大長山島四塊石(しかいせき)鎮にある。人口8万8867(2000)。日露戦争後、第二次世界大戦末まで関東州の一部として日本の支配下にあった。周辺海域はよい漁場で、魚類、ナマコ、カキを産し、島ではラッカセイ、トウモロコシを産する。[河野通博] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
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