長蔵新田(読み)ちようぞうしんでん

日本歴史地名大系 「長蔵新田」の解説

長蔵新田
ちようぞうしんでん

[現在地名]川口市長蔵新田

戸塚とづか村の南に位置し、低地の村。東端伝右でう川が南流し、南端赤堀あかぼり用水が東流する。村名は開発人に由来するという。寛永四年(一六二七)の年貢割付状があったと伝えられ(風土記稿)、それ以前から開発が進められていたと思われる。元和九年(一六二三)戸塚村杉本坊(現西光院)ほか三人の口入れによる開発のための雇夫婦が、一五日間奉公する代りに息子一人を差出すという長蔵宛証文(藤波家文書)があり、またほかにもこの類の奉公人請状(同文書)があるところから、盛んに開発を進めていたことがうかがえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む