年寄役(読み)トシヨリヤク

デジタル大辞泉 「年寄役」の意味・読み・例文・類語

としより‐やく【年寄役】

年役としやく」に同じ。
江戸幕府で、金座役名地金品位鑑定や、本金試金石保管をし、また、金座の総取り締まりをするもの。

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精選版 日本国語大辞典 「年寄役」の意味・読み・例文・類語

としより‐やく【年寄役】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 経験の多い老人として当然なすべき役目年寄にふさわしい役目。また、その役目の人。年役
    1. [初出の実例]「仏檀の御明しは年寄役(としよりやク)と繁斎が、こてこて燈せどしめり居る」(出典浄瑠璃桂川連理柵おはん長右衛門)(1776)下)
  3. 金座の役名。材料・地金・品位の鑑定および金座の総取締を行ない、あわせて本金・試金石の保管を行なうもの。

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