長谷川塊記(読み)ハセガワ カイキ

20世紀日本人名事典 「長谷川塊記」の解説

長谷川 塊記
ハセガワ カイキ

大正・昭和期の彫刻家



生年
明治31(1898)年11月29日

没年
昭和48(1973)年4月16日

出生地
鳥取市本町

本名
長谷川 枡蔵

学歴〔年〕
東京美術学校(現・東京芸術大学)彫塑別科〔昭和4年〕卒

経歴
大正9年上京し、朝倉文夫師事。13年帝展に初入選、以後帝展、新文展に出品を続け、昭和16年無鑑査となる。また東台彫塑会展、朝倉塾展、塊人社展などにも出品。戦後は日展に出品、29年「歩」が日展特選となり、30年無鑑査、31年より依嘱、36年、43年に審査員をつとめ、37年日展会員となる。また日彫会会員としても活動した。代表作に「弘法大師像」「菅公立像」「湖女像」「地蔵尊像」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長谷川塊記」の解説

長谷川塊記 はせがわ-かいき

1898-1973 大正-昭和時代の彫刻家。
明治31年11月29日生まれ。朝倉文夫に師事。大正13年帝展に初入選,以後官展に出品。東台彫塑会展,朝倉塾展などにも出品。昭和29年日展で特選,37年同会員となる。仏像,肖像彫刻を得意とした。昭和48年4月16日死去。74歳。鳥取県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は枡蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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