長谷川 照治(読み)ハセガワ テルジ

20世紀日本人名事典 「長谷川 照治」の解説

長谷川 照治
ハセガワ テルジ

大正期のマラソン選手



生年
明治34(1901)年3月15日

没年
昭和51(1976)年4月15日

出生地
岡山県吉備郡浅尾村(現・総社市)

主な受賞名〔年〕
岡山県体育賞〔昭和42年〕

経歴
大正6年17歳の時に郷里・岡山県吉備郡の青年代表のマラソンランナーとして岡山県実業大運動会に出場。8年の山陽青年体育大会で初優勝。以来、町内の製材所に勤務しながらひたすらトレーニングに励み、10年の第5回極東オリンピック25マイル競争では2時間37分16秒4の好タイムで優勝した。その後も入賞・優勝や日本新記録樹立など数多くの栄誉を獲得し、12年に大阪で行われた第6回極東選手権大会の26マイル4分の2マラソンで2位に入賞。“吉備線の機関車よりはやく走る男”の異名をとり、昭和42年には岡山体育賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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