門主(読み)モンシュ

デジタル大辞泉 「門主」の意味・読み・例文・類語

もん‐しゅ【門主】

門跡もんぜき寺院の住職
一山・一教派の長。

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精選版 日本国語大辞典 「門主」の意味・読み・例文・類語

もん‐しゅ【門主】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寺格の高い門跡寺の住職。
    1. [初出の実例]「門主は故院の御仏事の為(ため)に、鳥羽殿へ御出ありけり」(出典保元物語(1220頃か)中)
  3. 真宗本願寺派で、管長をいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「門主」の意味・わかりやすい解説

門主
もんしゅ

門跡

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世界大百科事典(旧版)内の門主の言及

【法主】より

…近世から近代にかけて,法主は本山の住職や一派の管長を指すのが一般的になった。《考信録》には,法主の同義語として,宗主,法王,禅主,法王主,門主,門跡の呼称をあげ,その出典を示している。しかし一般には,法主は宗主,門主,門跡と区別されず,併用されることが多かった。…

※「門主」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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