門徒宗(読み)モントシュウ

デジタル大辞泉 「門徒宗」の意味・読み・例文・類語

もんと‐しゅう【門徒宗】

浄土真宗異称

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精選版 日本国語大辞典 「門徒宗」の意味・読み・例文・類語

もんと‐しゅう【門徒宗】

  1. 〘 名詞 〙 浄土真宗の俗称。その信徒門徒と呼ぶところからいう。門徒家とも。
    1. [初出の実例]「門徒宗(モントシウ)を別ち互に是非する事を」(出典:米沢本沙石集(1283)四)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「門徒宗」の意味・わかりやすい解説

門徒宗
もんとしゅう

浄土真宗」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の門徒宗の言及

【浄土真宗】より

…幕府も随分苦慮したことであろう。1869年(明治2)大年寄は,従来東西本願寺の末寺などが門徒宗と称してきたが,一向宗と公称するよう命じた。同年東西本願寺はその処置に抗し,浄土真宗の公称について,弁官へ嘆願書を提出したが許されなかった。…

【門徒】より

…本来は門下につらなる人の意味で,門人,門葉と同義であるが,日本では古くは本寺配下の末寺寺院,僧徒をさし,さらに真宗(一向宗)が発展してくると,この宗派の在俗信者をさす言葉として使われることが多くなった。そのため真宗は門徒宗ともいわれている。これは,真宗では在俗のままでも出家者と同じく弥陀および宗祖親鸞の門葉=門徒として平等であるという意識が強く,これに基づいて在俗者の宗教活動が他宗以上に活発であったことによる。…

※「門徒宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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