デジタル大辞泉 「門渡る」の意味・読み・例文・類語 と‐わた・る【▽門渡る】 [動ラ四]川・海峡・海などを渡る。「夕なぎに―・る千鳥波間より見ゆる小島の雲に消えぬる」〈新古今・冬〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「門渡る」の意味・読み・例文・類語 と‐わた・る【門渡】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 川や海峡を渡る。海や空の向こうへ渡る。[初出の実例]「山の端のささらえ壮子(をとこ)天の原門度(とわたる)光見らくしよしも」(出典:万葉集(8C後)六・九八三)② アリが一筋の細い行列をなして通る。[初出の実例]「貴賤の群集引きも切らず、途渡(トワタ)る蟻に髣(さもにた)り」(出典:人情本・花筐(1841)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例